2017年06月17日
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感想・映画「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」

Written By: トーノZERO連絡先

「これ、上映している劇場が少ないんだよね。だから、二子玉川まで行って見てきたが、初日でも上映回数は1日1回きり」

「内容はどうだった?」

「予想以上に良かったよ」

「どこが良かった?」

  • ギャバンがあまりにも猪突猛進のアホで人間くさい。記号くささがない
  • 宇宙刑事の世界観とデカレンジャーの世界観が完全に融合していて無理がない。世界に異なる警察組織が存在していてもおかしいわけではない
  • 全員揃えば勝てるという安直な戦隊ドラマではない
  • キャラを無駄に増やしていない。シャリバンは出てこない
  • 情け容赦なくヒロインをいたぶる描写がいい
  • 圧倒的に強い敵の女がいい(元宇宙刑事)

「結局、これはヒーローものではなく、その前に人間のドラマであり、警察ものであり、大人のドラマなんだよ」

「そこが重要?」

「とりあえず、正しくて勝つヒーローなんて見たってつまんないしな。思い悩む人間が問題を解決するから面白い」

「他には?」

「今年は戦隊の当たり年」