「今すぐヤマト2より後の加藤のことは全て忘れろ」
「それはなぜだい?」
「純粋にヤマト1974~さらば~ヤマト2の加藤の話をするからだ」
「で、加藤がどうした?」
「加藤はハンサムで格好いいスマートな男だ」
「うん」
「しかし、割と人なつっこい。仲間と一緒にいたがる。先頭を切ってヤマトの反乱に参加したし、都市帝国では古代の帰りをいつまでも待っていて死んだ」
「なるほど」
「しかし、加藤四郎は、兄の人なつっこい部分は割と継承していない」
「そんな感じだね」
「まあ、沖田艦長が残っていることに気づくのは、そういう資質を受け継いでいるのかも知れないが」
「完結編だね」
「結局、加藤は何でもスマートに処理してしまうけれど、実はクールではなく人のぬくもりが恋しいタイプで人間味がある」
「それで?」
「だから、彼はカッコイイけどトイレに行けるキャラなんだよ」
「それでアンドロメダ?」
「アンドロメダ発見はヤマト2第5話の最初の山場。そこを担うに足るキャラはやはり加藤なんだよ」