Written By: トーノZERO
「感動的な映画というより、不愉快な映画だな。不快な描写を積み重ねたことで、奥深いと錯覚させる作りだろう」
「どの辺が浅いと感じた?」
「不快と解放の【解放】が弱いな、展開や描写が安直。しかも心理描写が下手。【僕も聴覚障害の彼女が欲しい】とか言い出す勘違い野郎を産み出しているわけだ」
「じゃあ、感動はなかった?」
「不快感が残っただけだ。早く終わってくれ、ということだけ思っていた」
「でも2時間以上あって長いよ」
「だからきつかった」