2017年08月27日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記 total 1925 count

中央高速の下に出現したカオス道路領域

Written By: 川俣 晶連絡先

「中央高速の下を世田谷区と三鷹市の境界あたりまで走った結果、ビックリした」

「どこにビックリした?」

「要点は以下の2つ」

  • 【烏山通り高速下】交差点の前後で歩道の規格が全く変わる。歩道の幅も違えば、ガードパイプの有無、植え込みの形まで全て変化する
  • 【烏山通り高速下】交差点西側のガードパイプは見たことのないバリエーションだった

「歩道の規格はどう違うんだい?」

「【烏山通り高速下】交差点を境に、西に行くと【幅が狭い】【ガードパイプが付いている】【植え込みがしょぼい】と変化する。東側にはガードパイプは存在しない。大きな植え込みで歩道を区切っている」

「連続した同じ道路には思えないのだね」

しかし §

「この高架下、世田谷区内に限っても、かなり変で難しい」

「というと?」

「そもそも高架下に車道が存在しない領域、片側にしかない領域もあってな。まさにカオスの世界だ」

「なるほど」

「三鷹市に入ると、今度は高架下の片側にしか道路がない領域が続く」

「それは市道ってことかい?」

「おそらくな。最初、中央高速の下は都道14号線であったが、その区間は途中で終わる。そこから先は区道、市道の世界なんだろう」

「地域ごとにポリシーの差が生じるわけだね」

「しかし、そうだとしても同じ世田谷区内で【烏山通り高速下】交差点を境に歩道の扱いが変化するのもよく分からない」

ガードパイプ §

「見たことのないバリエーションとは?」

「これだ」

ガードパイプ

「解説してくれ」

「これは便宜的に2本U字と呼んでいる汎用タイプのガードパイプなのだがね」

「うん」

「これは2本U字の横に柱が立っていて鎖が渡してあるのが特徴だ」

「なぜ鎖?」

「植物が邪魔でガードパイプを設置できないからだろう」

「サブバリエーションはないの?」

「ある。以下の3種類を確認した」

  • 鎖が1本のタイプ
  • 鎖が2本のタイプ
  • 鎖はなく、密集した植え込みが代用しているタイプ

感想 §

「実は引き返した場所は世田谷区と三鷹市の境界だと分かった。ここを突き抜けて先に行くと、三鷹市の市道が見られるぞ」

「ワクワクしているね」

「それを突き抜けて調布市まで行くのは大変だが、前に行ったことがあるし」

「いつか行ってしまいそうだね」

「そういえば狛江市にも自転車で行ったことがあるな」

「そこまで行くのか」

下高井戸周辺史雑記