2018年03月17日
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感想・映画「劇場版MAJOR メジャー 友情の一球」

Written By: トーノZERO連絡先

「いやー。正月に録画した映画を1本見ようかと思って再生を始めたらいきなり監督加戸誉夫でしょ。思わず正座して見ちゃったよ」

「それでどうだった?」

「これでもかというぐらい、出来の良い映画であった。ストーリー構成も、感情の揺さぶり方の演出も上手い。こういう映画の前では、大多数のアニメは霞んでしまうだろう」

「特に良かったのはどこ?」

「凄く入り組んだ義理の親子関係の心理描写が非常に上手い。それから、サインボールの使い方が上手い。序盤で存在を提示し、誰に渡すものかを中盤で明らかにして、最後に渡すことで映画が終わる。これなら納得して映画が終われる」

「君としては満足なんだね?」

「そうだ。非常に満足だ。MAJORをほとんど見たことが無いおいらでも、きちんと楽しめた。一級品だ」

「友情の一球だけに一級品?」

「一球はウィニングショットと読むんだよ」