「サーシャ、サーシャじゃないか。なぜ生きてるんだ」
「おじさま。死んだのは劇場版のサーシャよ。TV版で結末が変わってるでしょ?」
「そ。そうだったな……」
「その通りだ古代」
「お、おまえはアルフォン!」
「私も結末が変わったから生きているぞ」
「まさか。おまえまだ雪を口説くつもりか?」
「当然だ。雪にも少しだけその気があるようだし」
「雪! ダメだ! アルフォンとは付き合うな!」
「ダメよ古代君。まだ聞き出さないとならない重核子爆弾の秘密は多いんだから。任務よ任務」
「任務っておまえ……。その嬉しそうな顔は何だ」
「うふふ」
「こらまてー」
「アルフォン……。入院中は看護婦にもてまくっておったくせに」
「ワタシガ ユキサンノ スカートヲ メクル スキガ アリマセン」
オマケ §
「で。大砲も撃たずにどこが架空戦記なんだ?」
「恋のバトル勃発」
「ぎゃふん」