70年代終末思想と311と宇宙戦艦ヤマト【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

「70年代終末思想と311以降の反原発運動は繋がっているという指摘は目から鱗だ」

「ノストラダムスの大予言的なうさんくささが今の反原発運動にもあるということだね」

「そうだ。だから、フクシマは人が住めなくなるという終末予測をするが外れる。ノストラダムスの大予言的であるからだ」

「それと宇宙戦艦ヤマトは何の関係があるの?」

「宇宙戦艦ヤマトとは、ノストラダムスの大予言がブームになったあとで始まったタイトルだからな。影響をもろにかぶっている」

「そもそも、西暦2199年という年代設定そのものが1999年に人類が滅びるというノストラダムスの大予言的な設定と言うことだね」

「そう。そこから逆算すると、ヤマト2199とヤマト2202は311が産んだと見なすことができる。特に、311後に企画がスタートしているヤマト2202は特に濃厚な311の子だろう」

「ヤマト2202のどのあたりが311の影響と見なせるのだい?」

「うん。たとえばね。テレサから幻を見せられるとヤマト乗組員は全員がそれを信じてしまう。信じない人は敵。これは311後の反原発運動そのもの。ともかく理由は無いが全員が信じる。信じないのは原発村の住人か御用学者という敵になってしまう。構造がそっくり」

「時代がストレートに反映しているわけだね」

70年代終末思想と311と宇宙戦艦ヤマト