「復活篇の劇場公開版の良いところは、やはり最後にヤマトがボロボロに壊れるところだと思うのだ」
「ふむふむ。最近、壊れないヤマトが多いから特にそこはいいわけだね」
「DC版にはそれがない」
「確かに、壊れないね。戦わずして地球がBHに飲み込まれるから」
「しかし、最後の脱出船団のあらゆる世代の船を連ねた総力戦的なものが描かれるから、そこは確かに来るものがある」
「ふむふむ。それはそれでいいんだ」
「昔あったSF小説で、断末魔の地球に行ったら誰もいなかったけど、帰りに旧式宇宙船で必死に脱出する人類を発見する話を思い出させる」
「結局、どっちがいいんだ?」
「劇場公開版とDC版、劇場公開版の方が印象が上なのだが(個人の感想です)、このラストがあるからDC版にも印象が残る」