2018年05月13日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 1894 count

もりやすじ原画展「もぐらのスタジオ」・武蔵野市立吉祥寺美術館「福田利之展|吉祥寺の森」浜口陽三記念室・萩原英雄記念室

Written By: 川俣 晶連絡先

「珍しく吉祥寺に行ってきた」

「なぜ?」

「もりやすじ原画展があったから」

「ふーん。自転車で?」

「雨が降りそうだったから傘を持って自転車で実際に降ってきたのでこれで良かった」

もりやすじ原画展「もぐらのスタジオ」 §

「一日という古書店で行われていた」

「どうだった?」

「枚数は少ないが良かった。ヒルダもいたし、動物は生き生きとして良かった」

「場所についての印象は?」

「書棚は作るものだと良く分かった。古書店としても面白かったよ」

武蔵野市立吉祥寺美術館「福田利之展|吉祥寺の森」 §

「なぜここに行ったの?」

「いやね。せっかく吉祥寺に行ったのだから近くに何か無いかと思ったので行ってみただけ」

「それだけかい」

「福田利之という人は全く知らないが、意外と面白かった」

「何か思ったことはあるかい?」

「本人を知らずに大ざっぱに予想をしてみた。たぶん、凄く几帳面でダジャレの才能があると見た」

「確実?」

「いや、あてずっぽう」

浜口陽三記念室 §

「吉祥寺美術館でこれも見た」

「どうだった?」

「これは凄いね。銅版画の微妙な色合いからいろいろなものが見えてくる。感心したよ。これはいいね」

「行って良かった?」

「そうだ」

萩原英雄記念室 §

「吉祥寺美術館でこれも見た」

「どうだった?」

「星にまつわる絵が並んでいたが、星の配列に意味は無いのでいかようにも解釈できる絵になってしまう。難しい。難しいが、魅了された。解釈できない絵が多いけれど、それもまた一興」