2018年07月05日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 1172 count

宇宙空母はデザインセンスがまるで別物だった

Written By: トーノZERO連絡先

「バンダイの旧キット宇宙空母を作り始めて主力戦艦とはデザインのセンスが根本的に別物だと感じた」

「どのあたりが違う?」

「全般的に宇宙空母の方が細長いんだよね。だから全体の配置にゆとりがある」

「主力戦艦はゆとりがないってこと?」

「そう。後方はあまりゆとりがない。アンドロメダになるともっとゆとりがない。窮屈な感じがある。前方パース絵だと気にならないけどね。見えないから」

「えー」

「実際、パーフェクトマニュアルで調べると主力戦艦は(宮)、宇宙空母は(板)なので、そもそも別の人がやっている。別物で当たり前だった。でも、宇宙空母の前半は主力戦艦のデザインを継承している部分があるようで、1番砲塔がまともに回転しない問題はあったよ」

「では、宇宙空母を組みながら受けた印象とは?」

「ビッグワン、発進!……を連想させるようなデザイン感覚。やはりつながっている」

「列車と艦船がつながっていていいの?」

「実は、つながっていて良いことに気付いた。どちらも基本的に細長い。列車の編成と単縦陣で航行する艦隊は似たようなものだ」

「機関車が牽引するように貴艦が僚艦を引っ張っていくわけだね」

「更に言えば、列車の編成にはバランスというものがある。どれほどクハに人気があろうとも、クハだけで編成は組めない。船も同じで、やはりバランスというものがある」

「戦艦だけでは行動できないってことだね」

「それもあるが、武器とエンジンだけで居住スペースのないデザインとかね。ああいうのはバランスが悪い」

「列車で言えば、乗務員が乗る場所が無いとおかしく見えるのと同じってことだね」

「そう。そういう意味でバランス感覚は(板)の方が優れる」

「それが結論?」

「でも、三面図と後方パース絵から受ける印象がちょっと違う難点はあるな。後方パース絵だと、飛行甲板が短く幅広に見える」

「デザイン的な矛盾の問題はここでも付いて回るのか」

宇宙戦艦ヤマト

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