「動物を見てもあまり歴史と関係ないぞ」
「いやいや。動物を見に行ったわけではないのだ」
「というと?」
「旧野猿峠ハイキングコースから動物園がよく見えた。逆に、動物園内部から旧野猿峠ハイキングコースを見てみようと思ったわけだ」
「結果はどうだった?」
「盛り沢山だ」
- 多摩丘陵なめたらあかん。歩いて一周すると凄く大変だった。時間も掛かった。完全にハイキングコース並みである (一般人は園内バスに乗れ)
- 動物を見ても楽しいがそれを始めると時間がいくらあっても足りない
- 疑問がポロポロ出てきた。多摩動物公園とは最初からこういうものだったのだろうか
「最後の1つはなんだい?」
「それは別途まとめる」
「じゃあ。いちばん印象に残ったのはなんだい?」
「昆虫生態園の温室に山ほど飛んでいた蝶。あれは圧巻だった」
「それで君は満足できたかい?」
「門や柵の外から見た光景が中からも見られたのは良かったよ。しかも、動物のオマケ付きだ」
「なるほど」
「でも、いろいろ飛ばしたところは多いからな。実は中央付近はぜんぜん見てない。工事中の箇所も多かったし」
「また行く気かよ」
「機会があればまた行こう」
「今度は園内バスに乗る?」
「乗る乗る。絶対に乗る」