2019年02月10日
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感想・映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」

Written By: トーノZERO連絡先

「まあ、普通にちゃんとできてるが、気になる箇所も多い。物語の組み立てが雑な部分がある」

「どのあたりが気になった?」

「まずキャラが多すぎる」

「七つの大罪で7人、ホーク、エリザベス、ホークママ、天空界側で更に数人、敵が6人とラスボス」

「それらをきちんと描き分けたのは偉いが、一人一人を掘り下げる時間は残っていない」

「キャラものは辛いね」

「それから、そっくりさんの入れ替わりは駄目とは言わないが、理由もなく似た人間が二組いるのはどうか。多すぎるキャラを更に多くしてしまう上に説得力に乏しい。あと七つの大罪が強すぎて敵も無駄に強すぎてしまい、戦闘が単調になりがち」

「それで?」

「うん、雑誌で七つの大罪をチラッと見たとき乗れなかったのはそういうことだな、と分かった」

「じゃあ楽しめなかった?」

「そうでもない。七つの大罪到着や、ホークママ登場にカタルシスはあったと思うよ」