2019年05月15日
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感想・映画「サスペリア(2018)」

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「下高井戸の映画館でやっていたから見てきた」

「それで?」

「実は終映時間を見て絶句した。予想より1時間ぐらい遅い」

「どうして?」

「長いからさ。上映時間152分」

「長い……」

「しかし、六部構成と分かって納得した。短いパートに分けていては確かに長くなる。ヘイトフル・エイトも長かったものな」

「なるほど」

「しかし、ヘイトフル・エイトほど明確には別れていなかった感じはある」

「そうか」

「というわけで、かなり苦しい長期戦になった」

「膀胱は大丈夫だったか?」

「終盤でトイレには行きたくなかったので、中盤で1回行ってきたよ」

「なるほど」

「しかし、これは日本人には辛い映画かもしれない。東西冷戦やヨーロッパの魔女、サバトなどが分からないと付いていけないかもしれない。そのあたりは、あまり丁寧に説明されていないし、説明されたって分からない人は多くいるだろう」

「じゃあ。そこは度外視して君はどう思った?」

「これはホラーとは違うような気がする。むしろ魔女信仰の映画ではないか。まあ、魔女信仰そのものがホラーなのかもしれないけど」

「映画としては?」

「最後に綺麗に凶悪な救いが出てくるのは良かったと思うよ。最初に出てくるアメリカから来たスージー・バニヨンと、精神科医クレンペラーが重要な役割を果たして終わるのは基本に忠実だ。割と納得の行く結末だった。途中は長かったけどね。寝たりはしなかった」

「この映画に興味が沸いたってことだね」

「きちんと分析しながら何回も見ると面白いかも知れない」