2019年07月16日
トーノZEROゲームプレイ日記ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN total 1201 count

ACE COMBAT 7 唯一の死角とは何か・ゲームバランスの失敗?

Written By: トーノZERO連絡先

「実はACE COMBAT 7は音量を絞ってプレイしていたので音楽があまり聴けていない。そこに問題意識を持ってコントローラにステレオイヤホンを差し込んで音楽を聴きながらプレイすることにした」

「それを実行中なのだね?」

「今、M09まで来たよ」

「どんな条件だい?」

  • 難易度Easyでやる
  • クリアはするが好きなように遊覧飛行する
  • 機種やRANKは問わないで、楽にダラダラとやる

「それで何がどうなんだい?」

「うん。実は最近RANK Sが取れそうで取れないM09をやったところ、RANK Aだったんだ」

「それにどんな意味があるんだい?」

「スコアとタイムを極めようとカツカツのプレイをしてもRANK A。ダラダラとLACM撃って楽にレーダーサイトだけ破壊して終わってもRANK A」

「RANKの意味って何だ……と思う瞬間だね」

「結局、問題はそこに尽きる。このACE COMBAT 7、内容は凄く良い。ゲーム内容、ストーリー、キャラクター、機体、ミッション内容、どれを取っても文句はないが唯一気になるのはゲームのバランス調整。Easyでもちょっと初見殺しでありすぎるし、いくらダラダラやっているとは言え半年やって全ミッションRANK S取れないのはやはりバランスとしておかしいのではないか」

「話はそれが結論かい?」

「いいや、そうじゃない」

「では本題はなんだい?」

「楽しいんだよ」

「は?」

「スコアもRANKもタイムも無視して単純に飛びたいように飛んで444の仲間の通信に耳を傾けて音楽も聞いていると凄く楽しい。気分も盛り上がる。別人の台詞を勘違いしていた部分も分かって、キャラの位置づけが良く分かって、深みが増える。タブロイドもフルバンドもカウントも最初は良く分かっていなかったけれど、分かってくればみんな面白い奴だ。バンドックも辛辣で口は悪いが、実は人間味があることも分かる」

「バンドックのどこへんに人間味がある?」

「【そこは丸見えだスペアフィフティーン】って怒られると、言い方は悪いけど少し愛情も垣間見える」

「本当にバンドックにトリガーへの愛情があるのかよ」

「なかったらフルバンドのように落とされているところだ」

「じゃあ君としてはどうしたい?」

「ACE COMBAT 7のRANKは今後一切無視しようかと思うぞ。頑張っても遊覧飛行しても同じRANKに落ち着くのじゃ、プレイの指標になってない」

「地上のしがらみから解放されるために飛ぶのに、RANKという地上のしがらみに拘束されては叶わないのだね」

「そうだな。まあACE COMBAT 7特にM09は覚えゲーだからな。慣れれば勝手にRANK Sに手が届くだろうと思うよ。無理して狙って取るのも馬鹿らしい」

「つまらない結論だね」

「まあ、楽しく飛ぶさ。ミッションをクリアするだけなら楽勝なんだ」

追記 §

「そういえば、ACE COMBAT INFINITYのキャンペーンでミッションによってはあまりにもRANK Sの条件が厳しすぎるという現象に既に遭遇している。何か本質的にバランスの取り方が間違っているのではないだろうか。バランスの取り方が過剰に辛い」

「テスターがベテラン過ぎるとか?」

「詳しいことは分からない。ただ、あれはよくない。誰でもエース気分になれるゲームという主旨を逸脱している」

「【君がエースだとみんなが気づき始める】のではなく【自分はエースでは無かったと気付かされはじめる】バランスになっているわけだね」

「廃ゲーマーは勝手に困難な目標を設定して勝手に実行するから、ゲームそのものはそこまで意識しなくて良いと思うよ。むしろ、廃ゲーマー視点で言えば無い方が良い。自分なりに目標を設定できないのだから」

「なるほど」

「そういえば、昔から自分はじっくり何もかも殲滅して終わる【マーセナリー】エース型のプレイが好きなので、時間スコア併用の現在のRANKシステムは全く好きではない。全て殲滅して終わるのが好きなのに、それをやるとRANKが下がるのでは萎えちゃう。逆にタイムアタックが重要なミッションならタイムアタックに専念したい。スコアは意識したくない」

「どっちにしても、時間スコア併用の現在のRANKシステムは君の好みには逆行するわけだね」

「クリアタイムが一切意味を持たないマーセナリーエースコンバット7が欲しいよ」

ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN