騙し方入門: 騙されない人になる方法
「新刊である」
「なぜこんなものを書いたの?」
「いや、書けることは全部書こうかと思って」
「こんな本が書けるの?」
「子供の頃、UFO少年だったからさ」
「なぜUFO少年だと書けるんだよ」
「どうやってUFOは存在すると騙されたのか。そのロジックを知りたいと思うじゃないか」
「人を騙す方法に詳しくなってしまったわけだね」
「というわけで、それなら自分にも書けると気付いて書いてみた」
「ポイントはどこだい?」
「騙されない方法ではなく、騙しのテクニックに力点を置いて書いたからね。騙されたと思って読んでくれ」
「えー」
「高レベルの詐欺師が使うテクニックとか、低レベルの詐欺師が使うテクニックとか。いろいろと」