2020年01月06日
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新日本宇宙軍重巡洋艦『高尾』13: どちらを向いても敵ばかり・クーデター介入作戦 

Written By: 遠野秋彦連絡先

13表紙 新日本宇宙軍重巡洋艦『高尾』13: どちらを向いても敵ばかり・クーデター介入作戦

合本表紙 宇宙重巡洋艦高尾始末記: 辺境艦隊シリーズ合本

「高尾シリーズの新刊かい?」

「そうだ。第4シリーズ『クーデター編』の最初の1冊ということになる」

「アウトラインを教えてくれ。巡洋艦高尾は次に誰と戦うんだ? 謎のボイドなのか?」

「いや。無敵のMコーティングを施されて無敵艦となった高尾は、世界各国から疑心暗鬼の目に晒され、ずっと監視され続ける状態になる。勝手に出港はできない」

「えー」

「しかも、高尾さえ奪取すれば世界征服もたやすいわけで、クーデターを起こして世界を奪う野望をたぎらせる勢力も」

「誰が味方か分からないのだね?」

「そう。新日本だから味方とも限らない」

「じゃあ、戦闘は起きないの?」

「そうじゃない。高尾はムームーのクーデターの調停を依頼されて出港するが攻撃されてしまうのだ」

「見どころはどこだい?」

「交渉力を買われて高尾の新艦長になった亀田は、実戦を指揮した経験がない。しかし、戦闘に巻き込まれてしまう」

「しかも、誰が敵で誰が味方か分からないのだね?」

「そう。だから物語は推理ゲームとしての側面も持つ」

「推理ものとしてのライバルは?」

「【おしりたんてい】ってことにしておこう」

オマケ §

「ついでに合本にも13巻を追加しておいたから合本でも読めるよ。合本には雪風も追加しておいたのでお買い得だよ」

「既刊が全部読めるわけだね」

13表紙 新日本宇宙軍重巡洋艦『高尾』13: どちらを向いても敵ばかり・クーデター介入作戦 

合本表紙 宇宙重巡洋艦高尾始末記: 辺境艦隊シリーズ合本