2020年05月09日
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桜上水駅前のバッカス隣の釣り堀

Written By: 川俣 晶連絡先

 Suzune KikukawaさんがFaceBookで紹介した書籍の写真に、昭和42年の桜上水駅の写真がある。この写真で、BARバッカスの東側の隣につり堀ののぼりが立っているとの発見があった。新田屋の看板の手前である。(釣り堀そのものが新田屋の運営なのかは分からない)

 場所はだいたい以下のあたり。

 少なくとも自分はここを昭和40年代後半に見ているはずだが、その時は釣り堀を見た記憶が無い。また終戦直後の航空写真からは特に釣り堀のような施設は見えてこない。

 ここに釣り堀が可能か考えてみると、すぐ南を北沢川支流が流れているのでおそらく可能だ。

 存在していた期間がどうなのかは良く分からない。

 しかし、昭和40年代後半には北沢川支流の暗渠化は完了していたと思われるので、その時点ではもう釣り堀は存続できなかったと思われる。

 ちなみに、昭和40年代後半にはここよりやや西にLAOX桜上水店が開店するが、臭い場所に綺麗な店が出店するはずはないので、その時点では既に北沢川支流の脇暗渠化が済んでいて、匂うドブ川ではなかったと思われる。

 このあたりは鉄道写真の背景に映っている可能性があり、継続で要調査である。

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