2020年07月08日
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イナズマイレブン・フットボールフロンティア編第1話感想

Written By: トーノZERO連絡先

  • 1 サッカーやろうぜ!

 世界への挑戦編の続きのDVDが届かないので、フットボールフロンティア編のいつも見ないエピソードを見ることにしました。まずは第1話。眠いから第1話だけでおしまい。

恐るべき帝国 §

 始まってすぐ不明のチームと帝国の試合があって、帝国が勝つと相手の学校の校舎を破壊していきました。黒いバスの体当たりで校舎を破壊。

 負けたら校舎を破壊……。

 ……今から考えるとエイリア学園のジェミニストームと何が違う。

 黒いバスには選手全員と影山総帥が乗っているはず。影山総帥はエレベーター椅子でバスの屋根に出て来ます。校舎に体当たりするときもみんな乗っているのかな。なんとワイルドで凶悪。

だたの少年円堂くん §

 円堂はただの少年です。何の運命も背負っていません。お気楽です。

秋ではなく木野 §

 円堂は秋を「木野」と呼んでいました。後の方では「秋」と呼んでいたと思うので少し引っかかりました。

最初の仲間、風丸 §

 7人しかいないので追加メンバーを捜す円堂。

 最初に入ってくれたのが風丸。

 だからこそ、エイリア学園と戦っている時の風丸離脱は円堂には痛いのでしょうね。

 でも、風丸は本来サッカーをやる気なんかなかったはずです。

 やる気が失せたら辞めてもおかしくはありません。

鬼道を見る音無 §

 実は第1話の時点で音無は雷門サッカー部とは何の関係もない新聞部です。取材しているだけです。ですが、意味ありげに鬼道を見るカットがあります。

 こんなさりげない伏線が!

 絶対本放送で見たって分からないですよ!

稲妻KFC §

 実は第1話から稲妻KFCが出ていました。

 練習をしようとしない他の部員を置いて円堂は小学生の彼らと河川敷で練習をしていました。どう考えても稲妻KFCの方が目立っています。

 そして、不良の乱入。

 稲妻KFCの女の子(如月まこ)のピンチに割り込んで彼女を救う豪炎寺。

 これは絶対に恋愛フラグが立つイベントかと思いきや立たない。

 まあ、豪炎寺から見ると相手は女の子供だし、おそらく妹と重ねちゃったから助けただけで本命は妹でしょう。

 そう思うと、実はここは【豪炎寺には妹がいて助けたいという気持ちがある】という未来の展開の伏線でもありますね。実にさりげない伏線。戻って来てから見ないと分からないぞ。

まとめ §

 こうしてみると面白いなあ。

 確かに昔も見たのだけど、今見ると印象が違います。

 しかし、いざ短期間に【フットボールフロンティア編】【脅威の侵略者編】【世界への挑戦編】の3つを見比べると違いがはっきり分かりました。

 【脅威の侵略者編】は割とえげつない展開が多いものの、【フットボールフロンティア編】も意外とえげつない展開があります。第1話からして帝国は対戦相手の校舎をぶっこわすし、不良も小学生のサッカー練習に割り込みます。ただ、【フットボールフロンティア編】は救いが手厚いだけですね。

 そしてストーリーの軸も明確。【フットボールフロンティア編】は爺ちゃんのノートを解き明かして伝説のイナズマイレブンが果たせなかった夢を果たす。【脅威の侵略者編】はともかく宇宙人を倒す。それに対して【世界への挑戦編】は明確さを欠く感じがあります。強い敵がいるから世界に行く、というのは分かりますが、強い敵のイメージがあまり沸いてきません。(まあ、一応【世界への挑戦編】の最初で描かれてはいますけどね。そのあとも試合を見ている人がいたり。しかし、方向性が見えにくい)

 そもそも、神様みたいなアフロディだとか、宇宙人を名乗るエイリア学園と戦った後だと【世界レベルの選手】が普通の人に見えてしまうは仕方がないですね。