2020年11月08日
遠野秋彦の庵作品解説 total 775 count

火星の地底世界の古代王国第2巻 火星の地底世界の戦艦妖精 幻想戦艦榛名と美少女戦士ハルナ

Written By: 遠野秋彦連絡先

表紙 火星の地底世界の古代王国第2巻 火星の地底世界の戦艦妖精 幻想戦艦榛名と美少女戦士ハルナ

「火星の地底世界の古代王国シリーズの第2巻である」

「ねえねえ、火星の地底世界の古代王国シリーズが2巻になったのにまだ古代王国に入っていないよ」

「まだ先だよ、最も古き王国アンシェに入っていくのは」

「どうしてだよ」

「国盗りができる仲間を増やして行くのが先だからさ」

「第2巻で仲間が増えるね」

「そう。ある意味でラマにとって最強の味方が増える」

「最初から最強が味方になって話が成立するのかい?」

「最強だが海と沿岸にしか影響を及ぼせないからな。大陸の大半には無力だ」

「どんな味方だよ」

「それは読んでのお楽しみ」

「ところで、将棋マンは登場するの?」

「第2巻でも登場するぞ。大活躍だ」

「将棋マンが戦艦バトルで勝てるの? 大砲を撃ち込まれたら王手してても負けじゃないの?」

「将棋マンは勝つよ」

「どうして?」

「そこは読んでのお楽しみ」

戦艦について §

「本作での戦艦とはなんだい?」

「第2次大戦に参加した戦艦が火星の地底世界の海に再現されたものだ。実在した戦艦14隻+架空の戦艦1隻が登場する」

「飛行機にすぐ負けるんじゃないの?」

「飛行機や潜水艦は再現されていないんだ。巡洋艦や駆逐艦もね」

「登場する実在した戦艦の名前は?」

「リシュリュー、キング・ジョージ5世、デューク・オブ・ヨーク、ヴィットリオ・ヴェネト、ティルピッツ、大和、武蔵、榛名、陸奥、ネルソン、ロイヤル・サブリン、ウォースパイト、テネシー、ウェストバージニア」

「なぜこれだけなの? なんで陸奥がいて長門がいないの?」

「既に戦艦バトルで数を減らされた結果だ」

「じゃあ1隻だけ登場する架空の戦艦ってどんなの?」

「戦艦薩摩。全長362メートルの51センチ砲搭載艦だ」

「そんな戦艦実在できるの?」

「無理だから作中で馬鹿にされているが、51世紀に火星の地底世界の海に再現されてしまう」

「えー」

「そして、実際に建造するのは無理と言われるぐらい強力な架空戦艦薩摩は大和武蔵以下の有力戦艦を沈めてしまう。そして、残った旧式戦艦榛名は薩摩に立ち向かわざるを得ない。さあどうする……というお話である」

表紙 火星の地底世界の古代王国第2巻 火星の地底世界の戦艦妖精 幻想戦艦榛名と美少女戦士ハルナ