1972年鉄道百年: 鉄道ブームが沸点を超えた時代
「なぜこんな本を書いたんだい?」
「実は父の遺品に百年を冠する鉄道本がかなりあったのと、艦船の100年と飛行機の100年もあったからだ。それを資料に本が書けると思ったのでね」
「なるほど」
「そう思ったらポンパ号と走れケー100も絡んでね。きかんしゃやえもんまで絡んでしまった。かなり幅広いぞ」
「ポンパ号と走れケー100は時期が近いがやえもんは遠いぞ」
「やえもんを子供の頃に読んだ世代を鉄道百年が直撃したんだよ」
「なるほど。それで目玉はなんだい?」
「途中駅が名古屋しかないリニアの地図の正体は何か」
「リニアの途中駅は一杯あるよね。橋本とか」
「そう。でも鉄道百年の時のその地図は名古屋だけだった。それはなぜか」
「理由は分かったの?」
「驚きの理由が分かった。それは読んでのお楽しみ」