MEGA Picturesのデータベース作成が何度も失敗したので、利用ノウハウに関するメモ。
問題点 §
GbEの有線LAN接続でファイルサーバの画像ファイル群からデータベースを作成している際には問題にならなかった問題が出た。
- ネットワークが過剰に重い
- 無線LANの接続が切れるとそこでデータベース作成がエラー中断する
対策・Run Slowly and Less Memoryにチェックを入れる §
MEGA Picturesは極力CPUの全コアを活用するようになっているが、Run Slowly and Less Memoryにチェックを入れると1スレッドで処理するようになっている。これにチェックを入れると処理が遅くなる。だが、実はネットワークが遅い場合は、これにチェックを入れるても処理時間に大した差はなく、ネットワークに掛かる負荷は軽くなるので、他のネットワークアクセスと共存する。
つまり、ネットワークの過剰な負担が掛かっている状態ならば、マルチコアで並列処理する意味はない。ネットワークが詰まって、処理速度が上がらないだけである。
そして、むしろネットワークを限界まで酷使しない方が接続は切れにくいようである。
切断防止対策にネットワークを継続的に使うアプリを別途走らせるのはありか? §
切断防止対策に、ネットワークをゆったりと使い続けるアプリを走らせてみた。
Random Music Player RanPlay2016 0.7である。
しかし、データベース作成中のMEGA Pictures自身が定期的に細切れのネットワーク通信を行うので、あまり意味は無かったようだ。
走らせるとネットワークがスローダウンするという感じでもなかった。
感想 §
ルータ、サーバ、クライアントマシンがバラバラに設置されていて、無線で接続するしかない状態なので、イマイチ現在のネットワーク環境は良くない。GbEのハブもあるのだから、線が引ければすぐにでもGbEのLANになる。問題大である。
ただ、これを改善するには無線環境の改善という手もあるので、何をどうするかは悩みどころだ。ルータはWi-Fi 5 (802.11ac)対応であるが、現在使っているクライアント機はWi-Fi 6対応だ。