Adobe Creative Suites Premium 日本語版 アップグレード Windows版などというものを買ってしまいました。
しかし、いじる暇がありません。
やっと、昨日、インストールだけは行いました。
インストールすると、見慣れないアイコンが画面に見えるようになりました。
これがAdobe Creative Suitesのインストーラが入れたものであることは容易に想像ができました。しかし何をするものか知りません。
ダブルクリックしてみると、以下のようなダイアログボックスが開きました。
設定がオフだと言っているので、動かしてみれば分かるかと思ってオンにしてみました。
そして、まずは何か初期設定が必要だろうとあたりを付けて、文字が黒くなって押せるようになった「ワークスペースの管理をクリック」をクリックしてみました。
すると認証が要求されました。適当に、ローカルマシンのアカウントを打ち込んでみましたが通りません。空の文字列でも通りません。Administratorも駄目です。さっぱり分からないので、きちんと調べようと思ってヘルプをクリックしてみると。
なんといきなり英語のヘルプが。
私が買ったのは日本語版ですよね?
思わずいろいろ調べて、Resources and extrasのCD-ROMにPDFのドキュメントがあることを発見しました。これを開いたところ、日本語で一安心。ちゃんと日本語訳を作ってあるのなら、なぜ、ソフト本体から起動するヘルプは英語なのでしょうね?
これを読んで、IDとパスワードはsystemであると判明。しかし安易な選択です。
さて、これで一通り操作可能になりました。
とりあえず、PhotoShopCSでファイルを開いてみることにしました。
普通にファイルメニューの開くを選ぶと、以下のような感じですが。
ここで、Version Cueボタンを押すと、Version Cueプロジェクトからファイルを開けるようになります。
Version Cueプロジェクトのファイルは何が違うのかというと、ななななんと、ファイルの世代管理ができるのです。
ファイルメニューの「新しいバージョンを保存」を選ぶと、それが順次保存されます。そして、過去のバージョンを再び見ることができるのです。
Version Cueとは、SCCSやRCSやCVSやVisual SourceSafeなどの同類だったわけですね。ただ、扱う対象が、アドビのクリエイター向けソフトのファイルであるという点が違うわけです。
ファイルメニューの「バージョン」を選ぶと以下のように、ちゃんと履歴もビジュアルに見ることができました。
更にVersion Cueでは、WevDAVなどを使ったネットワークベースのプロジェクト共有もできるようですが、サーバ側でWevDAVなど使ったことがなく、そのあたりの準備が出来ていないので、今回はパスとしました。これはまたいつかの機会に冒険しましょう。
感想 §
世代管理は便利で有り難い機能です。
しかし、プログラムに埋め込む画像などを扱っている場合、ソースコードの世代管理と全く別個の世代管理になってしまう点がイマイチ、スムーズではありませんね。そういう意味では、画像ファイルもVisual SourceSafeにバイナリーファイルとして登録するやり方は変わりそうもありません。
なかなか上手く行かないですね。