2003年06月23日
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ただ積み上がっていく名刺は捨てられないが活用もできない?

Written By: 川俣 晶連絡先

 仕事をしていて、誰かと会うと、必ず名刺交換が行われます。私はどこそこの誰それで、連絡先はどこそこですと書いてあります。それだけでなく、それをネタにして初対面の人間との会話ができることもあります。たとえば、「川俣さん、下高井戸なんですか」というように言われたりする。そして、「実は高井戸に……」などと話が続いたりするのです。(もっとも、駅名で言うと下高井戸と高井戸はけっこう距離があって、徒歩で気軽に行ける距離ではなかったりするのですが)

 それはさておき、もらってきた名刺はどうするのかというと、引き出しや名刺入れのケースや、名刺を入れるポケットが付いたブック形式の名刺入れに入れたりして保管することになります。しかし、その後、それが活用されているかというと、そうでもありません。ほとんぞは死蔵……、という感じになります。数年経てば、どれが新しく、どれが古いのかも分からなくなります。そもそも、人事異動などで、名刺の連絡先に相手が居なくなることも珍しくありません。

 更に、名刺の過半数は相手が何者であるか、まったく記憶がない、という状況になります。よくあるパターンだと、3~4人グループと会って、喋る人は1人きり。残りの人達は名刺交換だけやって、あとは会話もなく、何の印象も残らないのです。そういう人達は、数年と言わず、数日も経たないうちに記憶から消えてしまいます。(せっかくミーティングに参加していながら、何も自己アピールがないとは、何ともったいない!)

 とはいえ、死蔵された名刺の中に、有益なものが無いわけではありません。しかし、ただ保管してあるだけでは検索性が悪すぎます。

 かといって、手動でデータベースに打ち込むかと言われると、そんな手間を掛けている暇はありません。

 そんなことが気になっている時に目にしたのがこれ。

エー・アイ・ソフト、スキャナ付属の名刺管理ソフト

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0623/aisoft.htm

 場所を取らない小さいスキャナにどんどん名刺を通していけば勝手にデータベース化されるなら、これは楽で良いかも知れません。

 とはいえ、「文字認識能力は95%以上」というのは役に立たないというのと等価。本当に、これを買う価値があるかどうかは悩むところです。ですが、この手の商品が無いよりはあった方が良いでしょう。今はまだ購入に踏み切るには何かが足りませんが、もしどうしても必要に迫られたら買ってしまうかも知れません。

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