Written By: 川俣 晶
病院に行く電車の中と待合室の待ち時間で読み終わりました。
このマンガは、実に面白いですね。最初は、宮崎駿ネットワーカーFCのうめぼすさんが面白がっていたので読み始めたものです。最初の方は、ほんの少しだけ年上の世代の話ということで、話題は分かるけれど、ちょっと違うかなという感じもありました。万博の話は良く分かるのですが、洋楽の話はちょっと分かりません。ですが、「血の大みそか」の後の話になってから、凄く面白いですね。
不動のヒロインとなったカンナも可愛いけれど、年を食った連中や、軟弱な女子高生も面白いです。
今回も同じように面白いのですが、特に泣けるのが、カエル顔の男の話。アメリカで日本の蕎麦を売ろうとして車を走らせているところに、奇病で壊滅した街に出会って、ケンジの姉が来ていたと知ると、もう逃げないで地球を救うんだ、と言うところですね。
普通に考えれば、「地球を救う」と言えば子供の台詞ですが、大人が泣けるシチュエーションで言わせるところが最高に泣けますね。
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