いや~、これはびっくり。
ルパン? カリ城なら見たいけど。どうせ、毎年恒例のどうしても予算不足、時間不足で行けてないルパンでしょ?
などと思っていたのは間違いでした。
練り切れていない感が残るのは残念ですが、それでもこだわった描写、演出、アクション、メカなど、見所はたくさん。多すぎて、ここが見所だったと書けないぐらいに、贅沢に見るところが多かった感じですね。凄く良くできた漫画映画(褒め言葉)です。
基本的に、新ルパン系の雰囲気かと思わせながら、アクティブなアクションに切れもある不二子と、不二子にでれでれしないビシッとしたルパンで、良い感じに前向きの雰囲気が出ていますね。不二子の服が場面ごとに変わっていくファッション性も、ただの色気馬鹿女ではない感じが出ていて良いですね。この一件を仕掛けた男が既に死んでいるというのも面白いし、死んでなお生きた人間達を走らせ、ちゃんと先を見通して仕掛けも用意しているという痛快さ。
更に、本当の意味で世界を股に掛けた冒険という感じがするし、スペインの壮大な歴史的な建造物を使ってアクションと壮大なビジュアルを見せてくれるのも良いですね。細部のこだわりのリアルさと、リアルさを圧倒的に逸脱した壮大なホラのごときスケール感。
こういうアニメなら、毎年見たいと思わせますね。
と~のは、声に年齢を感じさせるのが悲しい銭形のとっつあんを応援しています。
ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。