今日のSEED。
いきなりはじける種。シールドで敵のビームを受けつつ押し戻して相手にダメージを与えるアスラン。リアリティはイマイチ薄い感じではありますが、映像的な説得力は大きいですね。
フラガ達はザフトと遭遇。
かつての仲間と撃ち合うことになる若者達、イザークとディアッカ。
「ディアッカの機体で!」と叫ぶイザークですが、もともと敵から奪った機体です。
それでも、かつての戦友の愛機には、そう叫びたくなるものがあるのでしょうね。
しっかり描き込まれる艦対艦の戦闘。こういう描写は、ロボットアニメではおざなりにされることが多いもので、よくがんばっているといえますね。
撤収せねば敗退しますよ、と常識的な判断を示すバジルール。どこかずれた連中と一緒に戦わねばならない中で、常識的なことを口にすることは困難でしょうが、それが言えるのがバジルールの美徳ですね。しかし、ここは本来なら可能な限り粘るべき状況であって、常識的な判断しかできないのがバジルールの限界とも言えますね。
バジルールが撤退しても、まだ続いているザフトとの戦闘。
それを見に行くキラ。アスランも行くと言いますが、キラはそれを止めるのが良いですね。ここで、二人のモビルスーツは明らかに別格のヒーローロボットです。
無重力で浮かんでいるラクスの縛った髪。こういうさりげない描写がなかなか良いところですね。
「銃を向けずに話をしよう、イザーク」そういう言い方ができるようになったのですね、成長したディアッカは。
フラガに討たれても良い、というようなことを言う仮面の指揮官。そして、しょせん子は親には勝てぬということか、と言います。これはどういう意味でしょうか。なにやら因縁がありそうですね。
鮮やかに助けに入って敵機の手足を切り落とすフリーダム。けして人殺しをせず、敵も生かそうとするキラの気持ちが鮮やかに描かれていますね。
そして、生身の銃撃戦になるスケール感の移行。大きな機械の中に入って撃ち合うだけがドラマではありませんね。機械から出て、常に撃たれる危険に晒されながら戦う緊迫感。無敵ロボットフリーダムが登場してから、こういう展開に移行していくところがドラマ作りの上手いところです。
ちゃんと修理している風景。ちゃんと偵察を出している風景。そこに人々がいて必死に努力していることが分かる描写ですね。
座席の通信パネルの雰囲気の良さ。天井の大きな画面に映し出す宇宙戦艦ヤマト第1艦橋の亡霊からの解放ですね。
敵はクルーゼ隊。なぜかクルーゼが分かるフラガ。クルーゼもフラガが分かるようですね。どうやら、これが次に明かされる謎のようですね。
セーフティは外しておけ、というフラガのキラへのアドバイス。武器を扱うことがどういうことなのか、何となく分かるような台詞ですね。
ガラスの中の胎児に気を取られたキラの頭をさっと下げさせるフラガ。いきなりの銃撃。このテンポの良さ。良い演出ですね。
そして、肩を撃たれるフラガ。
と~のは、こんな状況で自分を信じて他人を説得できるディアッカを応援しています。
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