2003年09月20日
トーノZEROアニメ感想機動戦士ガンダムSEEDtotal 4168 count

結局アズラエルを道連れに死ぬ形で筋を通すことしかできないバジルール!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 今日のSEED。

 ジェネシスの第2射で、月基地と増援艦隊半数の壊滅。まず身体が破裂してから機械類が爆発するというジェネシスの描写が壮絶ですね。

 それによってぶち切れるアズラエル。次は地球を狙うであろうジェネシスよりも、コーディネーターが住んでいるプラントを核攻撃しろと言う無茶な命令。地球を守るために戦いたい軍人から見れば、とんでもない奴ですね。

 そして、そんな無茶を言うアズラエルに意見するバジルール。そのバジルールに銃を向けるアズラエル。

 「命令してるのは最初から僕だ」とアズラエルは言いますが、実質的な影響力はともかくとして、おそらく筋としては正しくありませんね。軍の命令系統を無視してあれこれ命令しているように見えるし、更に言えば、おそらく艦内の最高権力者は艦長です。それにも関わらず、アズラエルの命令にバジルールが従うのは、そのようにせよという命令を受けているからでしょうね。

 そして、アズラエルがバジルールに向ける銃を至近距離の目の前で見てしまうフレイ。自分に向けられた銃ではありませんが、これは非常に怖い描写ですね。

 母親の配慮で後方にまわされたイザークがここで出番。しかし、嬉しい出番ではありませんね。プラントへの核攻撃の迎撃。討ち漏らせば、即、多数の同胞が死にます。

 プラントの直前で次々と破壊されていく核ミサイル。その光の手前でシルエットになるプラント。印象的な映像ですね。

 そして、イザークのピンチを助けるディアッカ。

 苦悩の末、アークエンジェルへの攻撃を指示するバジルール。

 アークエンジェルとドミニオン、相打ちとなりながらも、更に壮絶な撃ち合いが続きますね。

 ここでやっとAパート終わり。密度が濃いですね。

 落とされていく女の子パイロット達。ほとんど、何のために出てきたのか分からない女の子達ですね。しかし、それによって種がはじけるカガリ。カガリが、キラやアスランと同列の仲間に入った瞬間ですね。このあと、ドラマのキーとなる人物が、キラとアスランの二人から、カガリを入れた3人に変わっていますね。

 会話してしまうアスランと壊れた敵パイロット。こういう会話の少ないアニメのような感じはありますが、なかなか意味深な会話をしていますね。

 カガリを助けに入るイザーク。これは何とも面白いシーンです。あれほど、自分の顔の傷にいきりたっていたイザークが、こんなところで、こんな風にカガリを助ける行動に出るとは。

 「これが人の望み、人の夢、人の業」と言い切るクルーゼ。怖い男ではありますが、ある意味で、彼の言い分が間違いとも言い切れません。破滅が、人の望んだ結末ではない、とは言い切れないのです。しかし、彼が正しいとも言い切れません。

 地球軍の旗艦のブリッジを吹き飛ばすイザーク。撃つ前のほんのわずかのためらいがとても良いドラマですね。

 ここに来て長々と「なぜ」を問うラクス。死んだ者に未来はない。生き残った者の未来にあるのは幸福? 本当に? ここで「本当に?」と問うラクスの言葉は凄く良いですね。戦いのクライマックスに、こんな良い言葉を聞かせるアニメが他にあるでしょうか。この言葉だけで、今回のSEEDを見る価値があったというものです。

 被弾してアークエンジェルに着艦するフラガ機と、そこを攻撃しろと命じるアズラエル。

 ついに黙っていられなくなり、「アークエンジェル逃げて」と通信するフレイ。

 フレイを叩くアズラエル、そこに止めに入るバジルール。

 ブリッジ内を飛び回る跳弾。

 「総員退艦しろ」というバジルールの命令。アズラエルの命令に従わず、それに従う乗組員。これが筋ってものですね。艦長の命令に従うのが、本来の筋です。いかがわしいアズラエルのような民間人が、どれほど軍に影響力を持っていようと、現場というのはそうやって動くものでしょう。

 指揮官を自称するアズラエルに、「指揮官だと? 命令する立場なら」と言ったところで、撃たれるバジルール。

 バジルールの立場なら、もっと上手くやるチャンスはいくらでもあったはずですね。こんな風に最後の最後で、自分が撃たれながら相手を道連れにするような形ではなく。たとえば、命令に従うふりをして、さりげなくサボタージュするとか。密かに同志と連絡を取って陰謀を巡らすとか。まあ、パトレイバーの後藤隊長のように振る舞うことも可能だったのだろうと思います。しかし、バジルールというキャラクターは、それができなかったわけですね。そのバジルールの純粋さは、キャラクターの魅力です。でも、自分の命と引き替えに、なんていうのは褒められることではありません。まあ、褒められない行動しか取れないからこそ、それがバジルールの魅力になるということもありますが。

 そして、アズラエルを行かせないようにシャッターを閉じるバジルール。

 自分で操作してドミニオンに砲撃させるアズラエル。

 回避できないアークエンジェル。身を挺してストライクでそれを守るフラガ。

 ストライクで大形砲を受け止められるのか分かりませんが、ともかく、泣かせる行動ですね。そして、ドミニオンを砲撃させるラミアス。

 バジルールが最後に「うて~~~、マリュー・ラミアス~!」と叫ぶところが、何とも泣けますね。

 この一連の流れは、見事に噛み合った演出ですね。おそらく、ラミアスはドミニオンにとどめをさす射撃を命令するには、ためらいがあったはずです。しかし、自分たちを守るためにフラガが身を挺して死んだという状況を前に、射撃命令を即座に下すことができたわけです。もし、ここでフラガの死という状況が無ければ、ラミアスは撃たず、アズラエルが生き延びる展開もあり得たかもしれません。

 と~のは、フレイが飛び出すまで自分の意志による行動に出られなかった悲しいバジルールを応援しています。


ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。

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