ENIACが真空管を何本使っているか、などという話はよく伝わっているものの、実際のENIACのアーキテクチャをちゃんと知っているか?と挑発されて、ハッとしましたね。
確かに、アーキテクチャは分かりません。
コンピュータのアーキテクチャというのは、実はそんなに単純に1つのパターンに収まるものではありません。最近は、ある種のパターンに沿ったCPUばかりなので、それに無自覚な人も多いと思いますが。
たとえば、スタックが存在しないコンピュータというのもありますね。サブルーチン呼び出しは、戻りアドレスをサブルーチン先頭に書き込んでからジャンプするんです。(うーん、これはどれの話だったかな。PDP-8互換のマイクロプロセッサのマニュアルで見たアーキテクチャだったかな。出自の記憶がもはや曖昧^^;)。当然、こういう構造だと再帰呼び出しはできませんね。この他にも、いくらでも、現在のx86などの常識が通じないアーキテクチャはあります。
そいういう前提で、それじゃ、ENIACのアーキテクチャはどうなっているの?と挑発されては、買わないわけにはいきませんね。
貧乏なのに、ハードカバーの本を買ってしまいました。とほほ。
しかも、すぐ読めそうにない……。