2003年12月17日
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ついにカイザーGとの戦いに決着、もう最終回も近い!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、トーノZEROです。

 今日のMRRの感想。

 今回は、実質的に一連のドラマに決着が付く、限りなく最終回に近い内容だったようですね。

 ほぼ1年間、これほど大胆なアニメが着実に放送され、そして、打ち切られることもなくここまで来られたのは素晴らしいことだと思います。内容的にも、映像的にも、これだけのことが出来たというのは、まだまだ日本のアニメにも希望があると言うことを示していると思います。実際、私の周囲でも、最初の内はMRRの良さを訴えても通じなかったものの、徐々に見る人が増えていった経緯があります。これは魅力のある作品だったと思います。

 今回の内容を見ていくと。

 防衛軍の基地が破壊され、カイザーGを阻止できるのはMRRだけ、という盛り上がり。見せ場の出撃、合体、変形シーンも全部見せちゃう感じで目白押し。

 現場に行きたい教官達。しかし、ここでサポートするのが任務だという長官。大人の立場からはちょっと泣けてしまうシーンですね。

 力比べだカイザーG、という無謀なドリル。圧倒的に小さく、パワーでも負けて吹っ飛ばされる描写がさすがですね。このスケール感は、普通のアニメではなかなか見られません。

 ウィングライナーを避雷針にする、という大胆アイデア。

 落ちてくる流れ星。小惑星タルタロスの落下は近いわけですね。タルタロスの描写でも周囲に小さい岩が多数あることが描かれているので、これが落ちてくる感じですね。

 カイザーGの指の描写がなかなか良かったと思います。

 身動きできない重力攻撃。

 カイザーGの計算の対象はマシンロボだけ。隊員達は計算の対象ではない、という理屈でカイザーGの中に侵入する隊員達。

 この程度の炎でエースは止められないぞ、というエースの台詞。

 線が短くなる時限爆弾の描写も面白いですね。導火線の代わりに線が短くなっていくことで、ビジュアル的な緊迫感が出ます。

 パラボラを破壊して、地球を前にするシャトルとVステルス。このシーンのカメラが素晴らしい。そして、それに続く最後の戦いの映像の見事さ。ストーリー的に最後の決戦が宇宙になる必然性がしっかりあると同時に、CGでのバトルをガンガン見せていく問題も解決していますね。本格的に3D映像をやっていくと、舞台、背景が問題になります。これをちゃんと作るのは凄い手間になります。普段はゾーンを使うことで解決しています。ゾーンは使い回しができるので、少数のゾーンがあれば何回でもバトルシーンを作れます。今回は、ゾーンではなく、物があまり存在しない宇宙を舞台にすることで、CGの派手なバトルシーンを実現しているわけですね。

 最後に、カイザーGが、巨大小惑星に激突するスケール感。

 実に映像的にも凄いものを見せてくれた感じですね。

今回の一言 §

 前回と今回、どうも話が詰め込みすぎの感があります。もっと燃えられる部分があるような気がします。ぜひとも劇場版マシンロボレスキューを製作して、もっとハートを燃やせるようにしてくれると嬉しいですね。

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