本に関して、入手編と感想編という2つのキーワードを作って見ましたが。入手編というのは微妙な位置づけになります。何しろ、読む前に書くわけですから、入手するときにとりたてて書くに値するエピソードもないことも多いわけです。
そろそろ、こち亀も入手編に書くエピソードもネタ切れかな、などと思っていたところ。意外なことにエピソードがありました。
いかにして出版を見落としたのか §
2日ほど前に、平成15年度情報交換記述言語標準化調査研究委員会(WG1)のミーティングに出るために、出かけました。JIS X 4159(つまりXML)の追補などの話をするためです。
もちろん、それには電車に乗って出かけたわけですが。その際、電車に乗る前に、下高井戸駅の啓文堂にちょっと入って、新刊のチェックを行いました。最近、コミック売り場が店の奥に変わってスケールダウンした感じがありますが、そこも見て、特に買うものはないと判断しました。
ところが、帰りに京王線新宿駅の1,2番線ホームの売店をちらっと見るとずらっとならぶこち亀が。
まさか、啓文堂では見かけなかったのに、新刊が出ているというのか!?
とちょっと焦ってみました。
もしかしたら、旧刊が並んでいるだけかもしれません。よく確認してから買う必要があると思い、そこでは買わず、そのまま下高井戸まで戻ることにしました。
さて、下高井戸駅の改札を出ると、再び啓文堂に入ってみました。コミックスの新刊を並べる平積みの台を見ましたが、やはりこち亀の新刊は見あたりません。ジャンプ系の他の新刊はありますが、こち亀はありません。やはり無いのかと思って、念のために、平積み用の台ではなく、書棚の前の平積みを眺めてみると。何と、そっちにこち亀の新刊が平積みに。
啓文堂を使いこなせていなかったショック §
よく使っていた本屋であるために、ちょっとは分かっていると思い込んでいた私が浅はかでした。コミックスが奥に引っ込んだレイアウト変更後の使い勝手に関して、まだまだ理解していなかったことを思い知らされました。
まだまだ精進が足りませんね。
というわけで、こち亀138巻を購入しました。
感想編はこちら: http://mag.autumn.org/Content.aspx?id=20040110201733