謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROです。
今日のワンピースの感想。
捨て身のワイパーの攻撃。さしものエネルも死んだかと思いきや。スパークして自分の心臓を動かして蘇るエネル。とんでもないやつですね。
更にゾロもやられ、一人だけ残されるナミ。その恐怖もひとしおです。
それでも立ち上がるワイパー。それに、「なんで」とつぶやくナミの言い方が素晴らしい。しかし、ワイパーも倒されてしまいます。
作り笑いをして屈服してみせるナミ。この作り笑いの演技がまた素晴らしいですね。
そして、恐怖の対象に、ナミだけが付いていく何とも言えない雰囲気が良いですね。圧倒的なものに屈服するある種のマゾ的快感と、そこから逃げだそうと考えるナミのしたたかさ。
隠されていた巨大な船。エネルのエネルギーを伝達できる物質としての黄金を使った黄金の船。箱船マキシム。しかし、船は趣味の悪いデザインです。
うわばみの目の中にいるルフィの滑稽さ。
「おまえがいて、なんでこんなことになってんだ」とゾロに言うルフィ。ルフィのゾロへの信頼が現れた台詞ですね。
ついにルフィとエネルの決戦へ。ドキドキですね。
今回の一言 §
黄金の船というアイデアは珍しくありませんが、電気を使うエネルの電気を流すために黄金を使うというアイデアは説得力があります。そして、その敵であるルフィが、電気を通さないゴム人間の海賊で黄金を求めているという、あまりに上手い噛み合わせ。よく考えられ、練られた物語ですね。