無意味な話を無責任に書くコーナー、無意味監獄。
今日の無意味な話題はこれだ!
本当にあった怖い話、玉川上水第三公園(仮名)編 §
玉川上水第三公園(仮名)という公園があります。
元々は、玉川上水(仮名)のあった場所に作られた公園です。当然、上水ということから連想されるとおり、細長い敷地に作られています。その細長い部分が、更に道路でいくつか区切られています。今回のテーマは、桜上水駅(仮名)付近を通過する水道道路(仮名)から東側の部分(汽車を模した遊具のある部分)です。
さて、今日、健康のため散歩をしていると、たまたま、この公園の水道道路と交差する部分を通りかかりました。
すると見たことのない真新しい建物が。
新しいマンションがいつの間にか建設されていて、モデルルームを公開しているようです。驚くほどお洒落です。
そこで、壁に貼りだしてあったチラシを見てみました。
するとびっくり。
まず、この建物は、南側と北側に部屋があるようです。正確な表現は分かりませんが、南側は日当たりの良いサイドで、北側は美しい公園を我が庭のように見下ろすサイド、というような感じとなっていました。
思わず、ものは言いようだな、と思いました。北向きも、公園が我が庭と言えば、ちょっと素敵に思えてきます。
そして、チラシで驚くべきことは、もう1つ。
公園の写真として掲載されているのは、細長い公園東端付近です。この公園は、出来た当初はピカピカで格好良くお洒落であったと思いますが、維持管理予算も少ないのか、最近はシオシオ感が強いものです。そのシオシオ感を免れている場所が、1つだけあります。それが、石で構成された東端部です。石畳、石のベンチ、飾りのように設置された大きな石など。これらは、コンクリート製の遊具や、金属製の柵などと違って、そう簡単にくたびれた感じになりません。そして、まさにチラシに掲載されていた公園の写真とはその場所だったのです。
しかし、このマンションは細長い公園の西端に位置します。東端のこの部分は、はっきり言って、間近には見えません。それどころか、他の建物が邪魔で全く見えない可能性すら考えられます。仮に見えても、かなり遠いことになります。
それでもまあ、このチラシは嘘は言っていないでしょう。確かに同じ公園の写真ではあります。しかし、見た人が期待するものと違うのは間違いないでしょうね。たぶん、こんなに細長い公園というものを、普通の人は想像しないでしょう。
以上、今日の散歩で見つけたお話でした。
この話はフィクションであり、(仮名)なお話であり、具体的に特定される公園、建築物の話ではないことをお断りしておきます。