2004年06月26日
川俣晶の縁側過去形 本の虫感想編total 2412 count

モデルグラフィクス 8月号 大日本絵画

Written By: 川俣 晶連絡先

 こういう雑誌はサクサクと眺めるだけでおしまいにできて、良い息抜きになりますね。

食玩の座談会 §

 ちょっとショックだったのは、現在の食玩ブームの中で、まともな数が売れているのはWTMなどだけで、一般の食玩はアイテム数が多すぎて、個々のアイテムの売れる数は少ないということ。まさか、こんな戦車の模型ばかりが大量に売れる時代になるとは。

 もちろん、ブームだからと何でもかんでも食玩にするやりすぎの反動なのでしょう。完全にやりすぎて盛り下がっている側面があることは、ずいぶん前から感じます。

 それにしても、食玩と模型の違いという話は面白いですね。ずいぶんと、人によって認識のギャップがあるようで。

もえたんのいんくちゃん §

 もえたんの虹原いんく。1/8 森川裕光原型。あまりフィギュア系ガレキに心が動かなくなった私ですが、これは良い感じですね。この良さは、おそらくは総合的な良さでしょう。まず、キャラのデザインが良いこと。そして、キャラクター性を与えるドラマが秀逸であること。更にとどめは、それを実に上手く立体造形にまとめていること。これほど強く優れたキャラクター性を持ったキャラは滅多にないと思いますし、それが優れた造形と出会えたことも幸運だと思います。

母をたずねて三千里の食玩 §

 とろけるチーズのまあるいピザパンの食玩ですが、これは凄いですね。台座を含めたドラマの構成、遠近感のデフォルメの凄さ、そしてアニメのキャラとあまり似ていない大胆な顔の造形が全てプラスの方向に作用して、「おお、これは」と見入ってしまいました。

海上保安庁 平成16年度観閲式および総合訓練 §

 模型ではありませんが。海上保安庁の式典の写真多数。海上保安庁、なかなか面白いですよね。軍隊ではありませんが、シビアな洋上の最前線にある組織です。巡視船も、お台場方面などに行くと見られることも多いですし、親近感も感じます。こういう記事があると、少しは知識が増えて嬉しいですね。

オホーツク海軍工廠 §

 1/700隼鷹の煙突の作り方。穴を空けることは想像の範囲外ですが、不自然さを避けるために最上部のパーツを逆に付けるというのは、まったく予想外で面白いですね。このキットは、子供の頃に作ったことがあるものだと思うので、何となく感覚的に分かります。その分かる部分からグッと踏み込んでいく部分に、ふと引き込まれて読んでしまうことがあります。

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