2004年09月08日
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やさしく読む「XML 1.0勧告」 第25回 外部実体における統一資源識別子(URI)

Written By: 川俣 晶連絡先

 下記の記事が公開されました。

 今回の内容は私から見た弱点だらけ。

 まずURIについて語れるほど詳しくはないこと。まあ一応は多少RFCにも目を通しているから、ほんの少しだけなら語れる余地があるかも知れませんが。

 もう1つ、公開識別子(Public identifier)は詳しくないどころの話ではなく、まったく把握範囲外の話です。何せ、私は触れることがなかったSGML世界の話であるし、しかもオンラインでたやすく読めるRFCやW3C勧告の世界ではなく、ISOなどの紙の印刷物の世界の標準の話です。単に縁がないだけなら勉強すれば良いわけですが、これから使用頻度は減る一方と予測されることを考えると、今更頑張る元気もあまり湧かないわけで……。

 次回は、XML世界の内部で規定される解析対象実体の話になるので、ほっと一安心です。

だがしかし…… §

 EGIX/JIS TR X 0047のJIS化の作業という話が始まっているので、公開識別子を使うこれらの仕様をJIS規格として書き直すためには、それに触れずに済ませることはできないのでありました……。(悲しい)

 公開識別子の利用頻度は減るだろうと予測しますが、これを通して使う使い方については、ずっと先まで残りそうな雰囲気ですので、やらないわけには行きません。とほほ。