2004年10月08日
トーノZEROアニメ感想双恋total 2995 count

思わず新潟色70系かと旧国(旧型国電)マニアをドキドキさせる罪な作品!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 昨日の双恋の感想。

サブタイトル §

第1話 「双子塚のある街で」

あらすじ §

 二見望は、父がハワイの天文台の仕事に行くことになったため、かつて住んでいた街のお寺に預かってもらうことになります。

 そこで、幼なじみの双子の女の子と再会します。

 また、お寺の幼い娘も双子。

 偶然、コンビニで出会ったお金持ちの女の子も双子でした。

感想 §

 美少女がたくさん出てくるアニメ(便宜上、美少女カタログ型アニメと呼んでいるもの)の新番組は多いと思います。思います、と書いたのは、どうも印象に残らないからです。見たような気はしますが、どんどん忘却されていきます。もちろん、美少女は大好きですが、印象に残らない美少女は存在しないのと同じです。

 さて、この「双恋」も美少女がたくさん出てくるアニメです。しかも、登場する美少女達は全て双子で、人数は2倍ということのようです。当然、単に人数を水増ししているだけのアニメであれば、印象に残るはずもありません。

 それにも関わらず、なぜ感想を書く気になったのかといえば。それは、驚くほど作品に筋が通っていると感じたためです。

 特に凄いと思ったのは、主人公が初めて学校に登校したとき、かつて仲が良かった男の友達と再会するシーンです。このシーンが、実に自然に、そこにあるべき再会という雰囲気をよく描いていたことが、非常に好感を感じました。いや本当に自然ではない出会いのシーンを見せられて辟易させられた新番組もあるのですよ。それと比較すれば、遙かに志が高いと思います。

 その志の高さは、実は作品全体を通した一貫性として浮かび上がってきています。つまり、美少女を見せることを目的とした美少女カタログ型アニメの類型的な作品構造とは異なっていて、美少女を見せる前にまず作品であろうとしているように見えた、と言うことです。

 この作品では、主人公を主人公としたドラマという軸があって、その軸の周囲に、当然あるべき世界、当然あるべき人間関係が出現しています。それらの中に、全ての美少女達があるべき場所を与えられ、そこに収まっています。逆に言えば、美少女達が登場する必然性のない場所では、彼女らは出現しません。また、都合良くいきなり理由もなく主人公に好意を持ったりはしません。

 その典型的な例が、お金持ちの双子との出会いにあります。彼女らが、主人公を特に意識する理由などありません。しかし、お財布を拾ってもらったのに、悪い人扱いして迷惑を掛けたという負い目があればこそ、そこに主人公を特に意識する理由が発生します。

 また、主人公が天文マニアであり、空を見たいと思うシーンが存在することも重要です。主人公は、異性が気になって仕方がない年代であり、それがストレートに出ていますが、それだけではありません。女人の入り込めない主人公だけの世界がそこにあります。それこそが、この作品が安直な美少女カタログ型アニメではない証拠と言えます。

 まあ、それはともかく、あまりにストレートな異性を意識する気持ちも、とても好感できます。きれい事ではないストレートな男の子は、より美少女を生き生きと引き立ててくれることでしょう。

今回の鉄道車両 §

 いきなり焦ったのは、新潟色の70系のように見える湘南型電車が出てきたためです。これはマニアック過ぎ。70系というのは、旧型国電(旧国)にあたるもので、湘南電車80系の成功に伴い別途生まれた形式です。80系は2扉車で、70系は3扉車……と思って見直してみると、描かれているのはクロスシートの2扉車ですね。これは70系というよりは、80系でしょうか。いずれにせよ、今時走っているわけがない古い電車であることは間違いありません。とはいえ、こういう「あり得ない」電車によって主人公を舞台の街に運んだことは、作り手のある種のこだわりの発露でしょう。それは、とても価値があることだと感じました。

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