謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のSEED DESTINYの感想。
サブタイトル §
PHASE-06
世界の終わる時
あらすじ §
落下するユニウスセブンを破壊する作業は、ボギー1のモビルスーツや、パトリック・ザラの選択を正しいと信じる狂信者によって妨害されます。
作業の結果、ユニウスセブンは2つに割れましたが、まだ不充分です。
デュランダル議長は他の船に移り、ミネルバは大気圏に突入して艦砲射撃で破壊しようと試みます。アスランが戻らないという理由により、カガリはミネルバに残ります。
アスランとシンは、限界高度を割り込んでいるにも関わらず破砕作業を続け、狂信者の攻撃を受けます。
感想 §
今回明らかになったのは、ナチュラルを優秀に加工したはずのコーディネーターの中にも、愕然とするような狂信者達がいることですね。
結局のところ、頭の回転が早いであるとか、記憶力が良いと言ったことは、本質的には問題を解決するための決定的な切り札にならないどころか、むしろ問題を混迷させる要因になりかねないとすら言えます。
そして、イザークの活躍は、パイロットの優秀さの要因がくぐった修羅場の数にあることを示しています。単に頭の回転が早ければ優秀というわけではありません。
こういう状況は、なかなか興味深いですね。
それはさておき、破砕に失敗したあと、それを破壊するためにミネルバで砲撃しようという無謀な試みはどうでしょう。軍人であれば、それを責務と考えて実行するというのも1つの選択でしょう。しかし、そのミネルバに残るという選択を取るカガリはあまりにうかつ。また、あとでシンに突っ込まれるネタを自ら作り出した感がありますね。それとも、シンというキャラクターは、そういう行動に心を動かされるタイプ?
シンとカガリの関係がどうなるか、楽しみですね。
今回の名台詞 §
ミネルバ艦長「そうかもしれませんし、違う理由かもしれません」
ボギー1に、自分たちはユニウスセブンを落とそうとしているのではなく、破砕しようとしていたのだと伝えた艦長。ボギー1のMSが後退したことで、その意図が通じたのかと思いきや。そうではなく、単に限界高度に達しただけという可能性を提示する残酷な台詞ですね。