Written By: 川俣 晶
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やさしく読む「XML 1.0勧告」 第32回 記法宣言の全容と文書実体の特殊事情
今回は記法について語っているわけですが、実は記法そのものの具体的な内容や使い方は、相変わらず肩すかし状態となっています。
このあたりは、実は「XML的には要らない知識」であり、私もよく把握していないという理由もありますが、それ以上に大きな問題があります。
それは、記法関連が対象にする仕様の数々は、インターネット時代ではなく、より古いSGML時代のものであり、その当時の様々な標準文書は入手するのに金が掛かるということです。しかも、薄いペラペラの文書1つに、「ええっ!? マジっすか?」と言いたくなる値段が付いていたりします。(オンラインで無料で見られるものが全く無い、というわけでもありませんが)
そういう事情があるとますます疎遠になり、分からないという状態が加速するのかも知れません。
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