2005年05月26日
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自分たちで決めたルールに縛られて追いつめられる極上生徒会!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の極上生徒会の感想。

サブタイトル §

第8話 さらば!極上生徒会

あらすじ §

 テストで赤点を取った者は極上生徒会を辞めるということになります。

 りのは、プッチャンを取り上げられると、テストの問題が理解できず、赤点必至の点数しか取れません。

 極上の者達が付きっきりで勉強を見ますが、改善されません。

 極上の者達はパーティーを開き、りのは一人ではない、みんなはりのが好きであると示します。

 りのは、ぎりぎりで赤点を回避します。

感想 §

 これは面白い。

 何が面白いと言って。

 和泉香が手にはめたプッチャンが、りのが母親を失う悲しみについて情感たっぷりに切々と語るわけですが。実は、和泉香も父母を失っています。つまり、このプッチャンの台詞は、りのと同様に母親を失った和泉香の抑圧された無意識がプッチャンに語らせている和泉香の解釈ということになります。あるいは、りのの気持ちという体裁を取りつつ、自分の気持ちを語っているわけです。

 一見、プッチャンには一貫した人格があるように見えて、実はありません。そのような状況を持続させているのが、非常に上手いシナリオと演出ですね。

 もう1つ、りのが、プッチャンに鉛筆を持たせると良い点が取れるのに、プッチャンを取り上げると良い点が取れない理由も、はっきりと示されていますね。そもそも、りのはそこそこ優秀な生徒であり、テストで赤点を取るようなことはない存在であると言えます。それにも関わらす、プッチャンを持っていないと、りのは問題を読み取ることができなくなってしまうのです。問題が読み取れなければ、答えも出せません。それは、学力の問題ではなく、心理的な障壁の問題です。であるからこそ、パーティーという手段で障壁を軽減するだけで、急に学力が向上したかのように見えるわけです。実際には、学力が向上したのではなく、かつてはプッチャンを通じて析出してた本来の学力が発揮されただけです。

今回の一言 §

 それはさておき。

 赤点を取ったら極上をやめる、というのは、彼女らが勝手に決めたルールです。決めた者達がそれを返上するのは容易でしょう。それにも関わらず、そのようなことを考えもせず、自分たちが決めたルールに最後まで縛られるのは滑稽です。その滑稽さを保持したまま最後まで突っ走っていくところが、極上生徒会の抑圧されたいびつな魅力というものでしょう。

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