2005年06月21日
トーノZEROアニメ感想勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIUS GATHERINGtotal 3388 count

無限よりも大きな無限などというものが、はたしてあるというのか!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のGGG FINALの感想。

サブタイトル §

第11話 命を超える者

あらすじ §

 地球各地に散った機動部隊、そしてジェイアークは、強さを発揮します。しかし、逆襲され、残酷に破壊されていきます。

 ガイもケミカルナノマシンをジェネシックごと注入され、勇気を失いかけます。

 しかし、地球で待つみんなの心の力を受け、彼らはソール11遊星主のコアを破壊し、勝利します。

感想 §

 めちゃめちゃいい加減なことを書くならば、無限大というのは状態であって値ではありません。それゆえに、無限大にも大小関係があり、無限大よりも大きな無限大というものがあり得ます。それゆえに、ソール11遊星主が持つ無限の力を上回る無限の力なるものは、あり得る話と言えます。

 とはいえ、彼らの行使する「無限」なるものが、本当に無限であるかは分かりません。ソール11遊星主は自分たちが物質として存在しないことを根拠として、「無限」を繰り出しているようにも思えます。ソール11遊星主が、コアを破壊されてしまうと敗北してしまうというのは、実は彼らの「無限」がまやかしに過ぎない可能性を示唆します。つまり、光源がある限り影は「無限」に再生し破壊できないのと同じような意味で、ソール11遊星主は破壊できません。しかし、影を発生させる元となる物体つまりコアを破壊してしまえば、影は2度と復活できません。

 しかし、そのような理屈はともかくして、話の内容はまさに神話でしょう。

 無限に復活する身体を持つ敵と、身体を切り裂かれつつも戦い続ける勇者達というビジュアルは、地上の常識が通じる世界ではありません。

 作品がこのような領域に足を踏み入れるというのは、実はとても危うい側面があります。つまり、神話としての物語を受容する体制ができていない視聴者は、致命的に誤解し、評価を誤る可能性があります。(それは、スペース1999において起きた出来事のパターンからの類推ではありますが)

 それでも、私はこのような限界ぎりぎりを目指すような作品作りに好感を持ちます。少なくとも、私は嬉しいのです。

更に感想 §

 信頼のジェイとルネ。ジェイがアルマを殺すと決断しても、ルネはそれを信じます。この信頼はとても良いですね。

 映像的には、メトロノームがカチカチするシーンが凄く良いムードを出していますね。更に、橋のワイヤーでウェーブを奏でるマイクという映像も素晴らしいですね。とてつもないハッタリではありますが、これぐらいの魅せるハッタリを見せてくれてこそ、拍手喝采できるというものです。

今回の名台詞 §

敵「滅びの悪魔よ、去れ!」

 我らがエヴォリューダー・ガイに浴びせかけられるこの言葉!

 ガイを応援する僕らも、悪魔扱いされたような気持ちになれます。

 ドキドキして素敵ですね。

長官「待つのだ。勝機は必ず来る」

 そう。

 作品を離れて現実世界を見ても、それは真実です。

 勝機は必ず来ます。

 問題は、そのチャンスを掴み取れるか否かです。

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