2005年10月01日
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武蔵村山市立歴史民俗資料館

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は武蔵村山市立歴史民俗資料館に行ってきました。

 始めたこと(都下の市町村の歴史資料館巡り)は、放り出さず、きっちり終わらせねばならないと思いますので。

 さて、ここは難物に分類していました。いくら頑張っても徒歩では行けない場所であるということが明らかだったからです。場所によって乗り方の流儀が違うから、バスは何となく避けたいのです。小銭も要るし。時間通りに来るかどうかも分からないし。

 しかしまあ、根性を入れて行くことにしました。

 バスの時刻表は検索すると出てきたので、これを参考に戦略を立てました。

 公式サイトの施設利用案内によれば、経路は以下の4つ。

  • JR中央線立川駅からは、立川バス箱根ヶ崎行き又は三ツ藤住宅行き「横田」バス停下車徒歩10分
  • JR八高線箱根ヶ崎駅からは、立川バス箱根ヶ崎行き又は三ツ藤住宅行き「横田」バス停下車徒歩10分
  • 西武拝島線東大和市駅駅からは、西武バス長円寺行き又は都営バス青梅車庫行き「横田」バス停下車徒歩10分
  • 多摩都市モノレール上北台駅からは、市内循環バス「村山温泉かたくりの湯」バス停下車徒歩1分

 このうち、市内循環バスというのは、東大和市郷土博物館へのアクセスにも使用できるものですが、その時点で歩数の少なさに呆れて徒歩で行ったいわく付きです。

 これらを比較検討した結果、最も上のバスの本数が多いと分かり、このルートに決定。

バス旅行の小冒険 §

 立川駅で乗り換えたことは何回もありますが、立川駅の改札を出たのは初めてです。

 北口に出ると、予想以上に立派な駅前でびっくり。

 どうも、立川という場所の存在意義を見落としていたようです。

 とはいえ、到着したときに、ちょうどバスが出て行ってしまいました。

 次のバスまで20分以上時間が空いたので、トンコツラーメンを食べさせる店に入って昼食。細く堅めの麺で、満足のいくトンコツラーメンを食べることができました。良いトンコツラーメンは、食べると癒される気がします。実は、この時点で外出の満足感が満たされてしまったような気がします。

 その後、三ツ藤住宅行きに乗り込み、「横田」バス停で下車。

到着! §

 帰りのバスの時刻をデジカメでメモってから更にテクテクと歩くと到着しました。

武蔵村山市立歴史民俗資料館武蔵村山市立歴史民俗資料館 [300x225] [600x450] [750x562] [1000x750] [1632x1224]

 中の印象はあまり残っていません。

 なぜかといえば、暑かったのです。

 空調がきちんと効いていなかったのでしょう。

 1つだけ印象に残るのは、再現された短い軽便鉄道の線路が展示されていたことです。

 実は、このあたりに軽便鉄道があったのです。

 多摩湖と密接に関わる土地柄ということですね。

 軽便鉄道の話題は別途書きます。(武蔵村山の軽便鉄道(廃線跡)参照)

帰る §

 帰りは、丁度市内循環バスのバス停の当たりを歩いているところにバスが到着。

 しかも、待っている風のおばさん集団は乗る気配もありません。

 ラッキーと思って、即座に乗ってしまいました。

 そのままバスは多摩モノレールの上北台駅へ。

 しかし、ここは東大和市郷土博物館に行くために利用したばかりで新鮮味がありません。

 つまらない……。

 多摩モノレールで高幡不動まで出ましたが、このモノレールは運転席の後ろがかぶりつきで見られるスペシャルシートになっているのですね。途中までそこに座っていましたが、前を見たい子供達を含む家族連れが乗ってきたので、場所を譲りました。

バスが嫌いな重大な理由 §

 バスが嫌いな重大な理由がもう1つあることに気付きました。

 バスの車内で本を読んでいると気持ち悪くなるのです。電車ではそのようなことは起こりません。

 大切な読書時間のことを考えれば、乗り物をえり好みするだけの価値があります。

 極私的な価値に過ぎませんが…… (汗。

収蔵庫問題 §

 そこでもらってきた、ミュージアム多摩No.25 2004年3月31日発行という冊子を見たら、多摩の多くの歴史資料館で、収蔵庫が足りないという問題があるということが分かりました。

 やはりな……、というのが率直な感想です。

 保存したいものはいくらでもあるでしょうが、全てを保管するスペースを確保できないのも、また当然のことでしょう。この手の活動に、潤沢な予算など付くはずもないと思いますし。

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