途中で読むのが止まっていました。
しかし、放置されているのも気持ちが悪いので再会。
結局、なぜ止まったのかといえば、斉藤環と大塚英志の対談が、非常に厳しい対立で進行しているのを知っていたため、といえます。そのページに差し掛かったところで、読書は止まっていました。
まあ、そういうわけで読み切りましたが……。
これといった感想も残りません。
結局、これに掲載された文章はほとんど全て読んでいたものですから。
とりあえず、感想の結論的に引用します。
p395より
更科 (中略)ただ、楽園の中で全能の王様を演じている分には個人の自由なんですよ。不毛ではありますが。問題は虚構の万能感で満足できずに現実へ持ち込もうとする夜郎自大さで、大衆の中の負け組である現実を忘却しようとする----潔癖な理論に隠された欲望です。
この文章は、おそらくは、私の前に自信たっぷりで出てくる困った人たちの迷惑行動の原理を的確に要約しているように感じられます。
「萌え」を標榜する偏差値の高いオタクであるとか、オープンソースやJavaの信者もこれに該当すると思って良いと思います。
ああ、こういうことを書くと、ますますオータムマガジンの読者が減るなぁ。
え、もう減らない?
これで怒って読むのをやめる奴は固定読者に残っているわけがない?
そりゃ、ごもっともで (汗。