今日は、通院の後、いろいろな経緯の結果、東京駅を経由して帰ることになりました。
しかし、東京駅といえば東京ステーションギャラリー。
最近、文化の香りが少ない人生を送っていたので、立ち寄ってしまいました。
ここは良いですよ。
何しろ、あと東京中央ステーションの歴史ある建物の中にありますから、そこに入るだけでも良い気分になれます。
というわけで、800円の入場料を払って、コインが戻ってくるコインロッカーに荷物を入れて見てきました。
現在やっているのは、「モダニズムの先駆者 生誕100年 前川國男建築展」でした。
ちなみに、これが終わると、東京駅の改築(3階部分に復元)に入るので、東京ステーションギャラリーはしばらく入れなくなるそうです。
新宿の紀伊国屋のビルを造った人だ! §
建築家の仕事は興味の対象になるか?と言われると、ろくな予備知識もないミーハーレベルでという断り書きを付けた上でYESです。
さて、前川國男というのは何を作った人かというと、いろいろ凄い建築物を手がけています。大阪万博のパビリオンも2つ手がけているし。
ここで、自分がよく知っている建物があればとても分かりやすいと思ったところ、ありましたよ。新宿の紀伊国屋のビルも、この人の作品です。
この人の作品は、合理的に角張ったように見えつつ、単調に陥らないでハッとさせられるものがある……という感じでしょうか。紀伊国屋のビルも、そういう側面が確かにありますね。
ちなみに、模型も多数あって、これも面白かったですね。模型は雄弁に物語ってくれます。
もう1つ。模型が置いてあって、窓から見える建物がそれであるという展示方法も非常に面白いですね。歴史的建築物が多い東京駅近辺だからこそ可能となることでしょうが、それにしても、窓から丁度見える建物を扱うというのは奇跡的な偶然でしょう。
というわけで、ちょっとだけ心の栄養が補充できたかな?
(2006年2月6日追記)写真 §
携帯で撮った写真をメールで送ったらspam判定されていて、私もすっかり忘れていました。
というわけで、とりあえず写真を掲載。