2006年04月02日
川俣晶の縁側過去形 本の虫感想編 total 1520 count

PLUTO 3 浦沢直樹 小学館

Written By: 川俣 晶連絡先

 これは、めちゃめちゃ痛々しい差別のドラマになっていますね。

 KKK団のような覆面達も出てくるし。

 しかも、でっちあげでロボットを叩こうとしているし。

 もちろん、こいういうドラマにおいて感情移入する先は被差別側です。つまり、この作品でロボットとは、読者が感情移入する先であるということですね。

 なかなか面白い構成です。

 好きですよ、こういうのは。

 たぶん、遠野秋彦著「イーネマス!」において、主人公が仮想世界RPGのNPC(ノンプレイヤーキャラクター)の立場になるのと同じような感覚です。