2006年06月07日
川俣晶の縁側過去形 本の虫感想編 total 1655 count

εに誓って 森博嗣 講談社

Written By: 川俣 晶連絡先

 今回の最大のミステリーは、「何がミステリーだったのか良く分からない」という点でしょう (笑。

 トンネル突入後になって、初めて明確な謎が出てきた感じです。(それ以前の謎は、漠然と示唆された謎に過ぎない)

 しかし、海月派としては、萌絵よりも先に真相に達してきちんと説明するシーンは爽快でしたね。ある意味、無口な海月が彼なりにきっちりと活躍したというのが、この巻の最大の良いところだと感じましたが、もちろん誰もが同じように感じるわけではないでしょう。