タミヤ 1/32 零戦21型 §
何と!
胴体を組んだ後からコクピットを組み込めるとは、なんて嬉しい仕掛けなんだ!
それだけで、組み立て工程の自由度がとても大きくなるぞ!
ところで、これを作るのに要した時間は「大体RPGゲームをクリアするぐらいの時間で」とされており、具体的には100時間強となっています。
これを読んだ瞬間、「ふざけるな~~~~」と叫びたくなりましたね。
そんな膨大な時間を、ホイホイとつぎ込める人がどれほどいるというのだっっっっ!
みんな、時間が無くて忙しいんだぞ!
だから、RPGだって売れなくなってきているし、買った人も最後までやってないケースが多いのだから。
ACE COMBATシリーズだと、基本的にやることを一通りやり込むのに要する時間が、たぶん総飛行時間で30時間ぐらい。ファミコン時代の大作RPGでも、おそらく30~40時間ぐらいでしょう。このあたりが、1つの娯楽につぎ込める上限ではないかと思います。それを超えてしまうといのは、ちょっとねぇ。娯楽以上の何かを心に持たないと遂行できないような気がします。
というわけで、100時間でやれというRPGもキットも論外。
(あ、フルスクラッチや改造の場合なら、100時間以上もありです。念のため)
ザブングルいい感じ §
ザブングル系の作例は、上手く説明できませんが、なんだか良い感じに見えますね。
マシーネンクリーガーには心が動かないのに、どうしてザブングルには心が動くのだろう……と考えてみると。
もしかしたら、マシーネンクリーガーはドイツテイストなのに対して、ザブングルはアメリカンテイストだからかも。
BAC221 §
いいですよ、これ!
こういう飛行機大好き!
円形劇場 §
ガンダム(正確にはザク)の良くできたリアルなジオラマ。
でも、見てすぐに違和感バリバリで、全く楽しめないのです。
じっと違和感の正体を見極めようと思って見たら分かりました。
足が嘘です。川底に足を付けているなら、膝まで水に浸かるはずはありません。
つまり、ザクの頭はもっと高い位置に上がるのが自然であって、そうなるとジオラマとしての整合性が壊れます。船上の人とザクの顔が離れすぎて、1枚の絵にならないのです。
何回も言っていることですが、結局身長18メートルというモビルスーツサイズはでかすぎるということですね。その問題と真剣に向き合わず、誤魔化してリアル風にするだけでは、出来る作品に自ずと限界が生まれます。