2006年08月27日
トーノZEROアニメ感想ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU total 4400 count

おっと、ダイヤの父の正体が明らかに……! 大帝の近くにいた仮面のあの人!?

Written By: トーノZERO連絡先

名シーン(画像公開ポリシー)

大空魔竜のブリッジにいるオペレーターのお姉さん。名前も良く分かりませんが、実は注目しています。ちなみに、左後方で舵輪を握って力強く立つナオトもさりげなく見所。

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日のガイキングの感想。

サブタイトル §

第35話「大虐殺!大展開!!神よ、帝都が沈む・・・」

あらすじ §

 大空魔竜はダリウス界に戻り、リーとヴェスターヌのピンチを助けます。

 プロイストは箱船計画を秘密裏に推進している父に不審を抱きます。一方、父であるダリウス大帝もプロイストの勝手な行動に異議を申し立てようとしますが、拒絶されます。

 プロイストは、僅かな選ばれた民と共に地上界に行こうとします。ダリウスコアを外されたダリウス界は、崩壊し始めます。ダリウス帝都の大多数の者達は見殺しにされます。

 ダイヤらは、彼らを見殺しにできないとして、都市を溶岩から守ろうとします。駆けつけたノーザの助けも借りて、ダリウス帝都はガイキング・ザ・グレートの力で持ち上げられ、危機を脱します。

 ダイヤの父の行方が明らかになります。ダイヤの父は、ダリウス大帝直属の科学班のメンバーである仮面の男、ドクター・ツーでした。

感想 §

 おおっっっっっ!

 こう来たか!

 ダイヤの父はどこにいるのか、という謎。

 当初、ガリスが父であるとミスリードさせる方向にドラマが進んでいました。

 しかし、意味ありげに素顔が見えないおっさん、プロイストが気になり、実は無口で地味なこのおっさんこそがダイヤの父ではないかと考えたこともあります。

 ところが、プロイストの正体は男ですらなく、ダリウス大帝の後継者の少女だったわけです。

 ここで、ダイヤの父についての考えを全てリセットさせられる羽目になりました。

 ところが、ダイヤの父の正体はドクター・ツー。

 ダリウス大帝の近くにいる素顔が見えない男……という意味では完全に予測通り。

 それなのに、プロイストの正体の衝撃に、そのような考えをすっかり捨てていたことが悔やまれます。

 というか、この展開の意外性は上手すぎ!

 さてダイヤの父は、地上人なのにダリウス大帝に協力する裏切り者ではありますが、実は箱船計画が順調に稼働している今、ダリウス大帝自身が地上人の敵対者というわけではありません。大空魔竜とダリウス大帝が和解して、プロイストの暴走を協力して止める展開になればダイヤと父は手を取り合って一緒に戦うことができます。とはいえ、はたして、そう上手い展開になるものかどうか……。

今回の一言 §

 ノーザのライキングが使うジャイアントカッター。

 自分の身体よりも大きな刃を扱う豪快な技ですね。

 このビジュアルのインパクトは大きいですよ!

 そういうインパクとある映像表現をきちんと追求しているという点で、ガイキングは良いロボットアニメだと感じます。