1巻からの読み直しで、3巻をやっと開きました。
そうしたら目に飛び込んだのが16時間目の見開きの扉絵。
電車から飛び出す無数の生徒達。
ともかく描かれた人数が半端ではありません。
しかも、構図が歪んでいて、電車から自動改札までは1枚の絵に収まっています。
ネギの生徒達も多数含まれていて、肉まん(?)を運ぶ超や、セグウェイ(?)のハカセなどニヤリと笑える者達もいます。
しかし、ネギの生徒ではない者達の方が大多数です。制服も違うので、高等部や初等部もいるのでしょう。
このボリューム感は凄い演出ですね。
ネギのポジション §
明日菜らに圧倒的に置き去りにされているネギに、わざわざ矢印が描かれています。
この勢いに飲まれている……というのが、作品的な意味でのこの絵の主要な演出意図かもしれません。
麻帆良は埼玉にある演出? §
もう1つ、電車の車体にモハ204-28と書いてあるのは、埼京線は205系という知識があると、麻帆良は埼玉にあるような気分になれる演出かもしれません。これが209系だと京浜東北線をイメージして神奈川の方にイメージが向いてしまう可能性もありますが、埼京線なら神奈川へは行きません。(りんかい線に乗り入れて千葉の近くまでは行ってしまいますが)
残された謎 §
電車の屋根から飛び降りている楓は、電車賃を払って乗っているのでしょうか? (笑)
補足 §
ただし、モハ204-28はには埼京・川越線での走行経験が無いそうです。
http://d.hatena.ne.jp/doubu/20050423より
ちなみにネギま!の舞台は埼京・川越線沿線なわけですが、ググったところ、実際のモハ204-28は埼京・川越線での走行経験はなく、山手線で走った後に南武線に転属して現在に至るようです。