Written By: 川俣 晶
少し仕事を抜け出して日本大学文理学部資料館の「王朝歌物語の世界」へ行ってきました。地元にあるって素晴らしい!
つまりは伊勢物語や三十六歌仙の展示というわけです。
伊勢物語の方は、展示された古い本はあまり読めないものの、古い時代の方が文字が流麗に見えるような気がしたのが興味深いと思いました。こうして見ると圧倒的な存在感がある、こういう世界に詳しくなるのも悪くないな、と思いました。(つまり、今は全く詳しくない)
それから、女を盗ったら盗られた的な話も出てくるあたり、なかなか生々しく興味深いと思いました。
三十六歌仙については、全員がいわば「キャラクター」として「キャラ立ち」している点が面白いと思いました。36人セットの絵では、変なポーズをしている者もいたりしますが、それが各人のキャラなのでしょう。もう1つ興味深いと思ったのは、男だけでなく女も平然とリストに含まれる点です。歌の世界は、女であっても男と並ぶことが可能であったのでしょうか。
ちなみに客は私1人で、ゆっくりと見ることができました。
やはり、知らない分野の展示だからこそ気楽に見に行くと楽しいというものです。
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