「あの映画の続編の情報を掴んだぜ」
「えー。あの奇跡の復活編!?」
「英語で言えば、Uchusenkan Yamato: The Motion Pictureやね」
「で、どういう続編? やっとあの人を捜しに行くの?」
「その前に、あの人が出てくるぞ。だいたいおかしいと思わないか? あの人が出てこそだろう。彼がついに来る!」
「ってことは、デスラーの逆襲!」
「英語で言えば、Uchusenkan Yamato II: The Wrath of Desslarだ」
「ってことはまさか。第3部って」
「もちろん、今度こそあの人を捜しに行くぞ」
「やっとか!」
「英語で言えば、Uchusenkan Yamato III: The Search for Yukiだ」
「しかも、命令に逆らって飛び出すと、新型戦艦が追いかけてくるぞ」
「なに!? ってことは、待ち伏せて交差しても発見できずとか連絡してくるのか?」
「そんなことになったら月面基地でもどえらい騒ぎさ。実際は機関員が何とかしてくれる」
「徳川太助か? それとも天馬兄弟か?」
「いや、スコッティ」
「それ誰やねん」
「というわけで、念願叶って、エンタープライズはミスター・スポックを探しに出発したとさ」
「それ、ヤマトじゃなくて大作少年、じゃなかった宇宙大作戦」
「それを言うならスタートレックと言わないと若い人は分からない」
「つまらない。かーん (鐘1つ)」
「鐘1つとは、何という逆襲だ」
「まさにかーんの逆襲ということで」
「おあとがよろしいようで」