昨日は魔法先生ネギま!ULTIMATE GUIDE BOOKを買ってきて、今日はキャラクター編から読み始めましたが、まるで終わりません。
- 突出した中身があるわけではないのに、凄く読み応えがある
- 一生懸命読んでふと見ると半分も行っていない。もちろん、キャラクター編だけでの話である。別途シナリオ編もある
- たまに新しい発見もある
- ファッションがある
いやー、これは凄い。
値段も凄いのですが、中身も凄いと思います。
この凄みはどこから来るのだろう? §
たぶん、出てくる人々が記号ではなく人間として描かれているからでしょう。
その差は絶大です。
与えられた役割を記号的に担うのではなく、人間として生々しく生きているということは、家族やエピソードがあり、その上で他の人間との絡みによって飛躍的に複雑さが大きくなります。
言い換えれば、「記号」が主人公=視聴者との関わりで成立する概念なら、ネギま!の世界は虚構であっても世界と人間があり、主人公ではない人と人との関係もあるわけですね。
だから、「この娘からはファンの男の大多数はふられるよね」という登場人物がいても良いわけです。
ファッションの問題 §
ファッションはキャラクター性です。どのみち、人の心は見えません。その代わりに個性を表現する手段の1つがファッションです。それを並べて見せることは、要するに過去に見たコマの絵の寄せ集めであるにも関わらず、(時として見失っていた)キャラクター性の表現になっているわけですね。
だから、別途買う価値があるというものです。
パンチラの是非 §
表紙イラストのパンチラを見て思いました。
「やはり講談社も不況なのだなあ」